墨田区議会 > 2021-02-22 >
02月22日-04号

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  1. 墨田区議会 2021-02-22
    02月22日-04号


    取得元: 墨田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-11
    令和 3年 定例会議会(2月)       令和2年度定例会2月議会 墨田区議会会議録1 期日  令和3年2月22日2 場所  墨田区議会議事堂3 出席議員(32人)       1番  藤崎こうき   17番  とも宣子       2番  山下ひろみ   18番  高橋正利       3番  たきざわ正宜  19番  じんの博義       4番  坂井ひであき  20番  大瀬康介       5番  かんだすなお  21番  あべきみこ       6番  坂井ユカコ   22番  としま 剛       7番  たかはしのりこ 23番  福田はるみ       8番  中村あきひろ  24番  樋口敏郎       9番  渋田ちしゅう  25番  沖山 仁      10番  堀 よしあき  26番  田中邦友      11番  井上ノエミ   27番  木内 清      12番  あさの清美   28番  おおこし勝広      13番  佐藤 篤    29番  加納 進      14番  しもむら 緑  30番  田中 哲      15番  加藤 拓    31番  はらつとむ      16番  はねだ福代   32番  高柳東彦4 欠席議員       なし5 出席理事者    区長        山本 亨    子ども・子育て支援部長                                酒井敏春    副区長       高野祐次    都市計画部長    渡辺茂男    教育長       加藤裕之    都市整備部長    田中正明    企画経営室長    岸川紀子    企画経営室参事   郡司剛英    総務部長      岩佐一郎    保健衛生担当部長  西塚 至    区民部長      石井秀和    保健衛生担当次長  高橋宏幸    地域力支援部長   関口芳正    保健衛生担当参事  (選挙管理委員会事務局長兼務)    産業観光部長    鹿島田和宏   危機管理担当部長  小久保 明    福祉保健部長    後藤隆宏    環境担当部長    佐久間 之    立体化推進担当部長 宮本知明    教育委員会事務局参事                                宮本知幸    会計管理者     中山 誠    選挙管理委員会事務局長                                岩瀬 均    教育委員会事務局次長        監査委員事務局長  前田恵子              青木 剛6 出席事務局職員    事務局長      浜田将彰    書記        北條 豊    事務局次長     佐久間英樹   書記        鈴木康修    議事主査      松本光考     令和2年度墨田区議会定例会2月議会議事日程 第4号        令和3年2月22日午後1時 開議第1 委員会提出議案第1号 墨田区議会委員会条例の一部を改正する条例第2 議案第80号 墨田区手数料条例の一部を改正する条例第3 議案第81号 すみだボランティアセンター条例の一部を改正する条例第4 議案第82号 墨田区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例第5 議案第83号 墨田区介護保険条例の一部を改正する条例第6 議案第84号 墨田区組織条例の一部を改正する条例第7 議案第85号 墨田区公共施設整備基金条例の一部を改正する条例第8 議案第86号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例第9 議案第73号 令和2年度墨田区一般会計補正予算第10 議案第74号 令和2年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算第11 議案第75号 令和2年度墨田区介護保険特別会計補正予算第12 議案第76号 令和3年度墨田区一般会計予算第13 議案第77号 令和3年度墨田区国民健康保険特別会計予算第14 議案第78号 令和3年度墨田区介護保険特別会計予算第15 議案第79号 令和3年度墨田区後期高齢者医療特別会計予算     午後1時開議 ○議長(樋口敏郎) これより本日の会議を開きます。----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) まず、会議録署名員を定めます。 本件は、例によって、議長からご指名申し上げます。      10番    堀 よしあき議員      28番    おおこし勝広議員のお二人にお願いいたします。----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 19日に引き続き、一般質問を行います。 順次発言願います。 30番、田中哲議員 ◆30番(田中哲) 議長、30番 ○議長(樋口敏郎) 30番、田中哲議員   〔30番 田中哲登壇〕 ◆30番(田中哲) すみだの絆の田中哲です。ただいまより一般質問を行います。どうぞ明確で具体的な答弁をお願い申し上げます。 さて、最近「墨田区はよくやっていますね」とか、「墨田区はものすごく頑張っていますね」という言葉をよくかけられます。また、同様にSNSでも「墨田区長はすばらしい」とか、「墨田区を見習うべき」との書き込みやリツイートが非常に多く見かけられています。頻繁にSNSをお使いになられる山本区長も、その実態をよくご承知のことと思います。 恐らくは、今回の新型コロナウイルス感染症に対して、テレビやインターネットなどで多く取り上げられている効果ではないかと私は考えています。もちろん実際の所管部の仕事ぶりに対しては高い評価をいたしますが、それ以上にマスコミやネットの波及効果の大きさに驚いています。しかも、これは区長が施政方針で述べられておられるゼロ予算で効果を上げる取組の一つであるとも考えています。この際、こういった取組を墨田区のシティプロモーションの戦略としてしっかりと位置付けるべきではないでしょうか。 私は、昨年の6月議会において、直接、保健衛生担当部長にSNSの情報発信について伺いました。西塚部長は「区民が新型コロナウイルスのリスクを理解し、最適に行動できるよう、保健所は効果的な広報に努めています。保健所長としての私のSNSも、公衆衛生に対する区民の信頼を得る広報戦略です。区民の声としては『保健所のトップの発信は安心感がある』『情報公開が素晴らしい』『区民として本当に頼りにしている』などでした。」と答弁をされておられます。まさに医師という特性を踏まえて、分かりやすく的確な情報発信であると評価をしています。 山本区長も、所管部長が区が公式に発信している情報を補足し、SNSなどで専門的知見や参考となる関連事項を発信することは、区民の理解の促進や安心感につながるとのご見解を述べられておられますが、区政情報の一層の戦略的広報活動を行うべきと考えています。 この際、庁内にマスコミ対策やSNSに特化した戦略的広報活動を担う専課を創設すべきと思いますが、いかがお考えでしょうか。 また、目黒区ではDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略課をこの4月から新設し、各課の業務を効率的にする機能を取り入れ、区民サービスの向上につなげると伺っております。 国の予算編成でも、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に万全を期すとともに、デジタル社会グリーン社会などの中長期的な課題に対応する予算が組まれています。同じく東京都でもデジタル局が創設され、稼働が始まっています。 施政方針の中で山本区長は、「ポストコロナを見据えたすみだの未来につながる予算、持続可能なすみだの実現に向けて」と語っておられますが、近い将来のデジタル社会に向けて実践的な施策が求められると私は考えますが、山本区長はこのような新しい課を創設するお考えはあるのか、ご所見を求めます。 また、区長は施政方針演説の中で、千葉大学と情報経営イノベーション専門職大学と墨田区の連携強化を次のように述べられています。「大学との連携による様々な教育・研究活動が実践されることに伴い、地域と大学が一体となり、教育、健康、環境などをテーマとした事業を展開することで、持続可能なすみだの実現につなげます」、私も同じように考えており、特に情報経営イノベーション専門職大学は、来るべきデジタル社会に向けて大きな可能性を感じています。DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したデジタル技術を浸透させることで、人々の生活をよりよいものへと変革すること、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものと解釈されているようでありますが、今回の新型コロナウイルス感染症を受けて、ポストコロナの社会は今までの価値観や枠組みとは大きく変わった新しい日常が始まると考えています。そのためには情報経営イノベーション専門職大学の知識を生かしたDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略課が必要であり、前に述べた戦略的広報活動を担う専課の創設を併せて考えるべきと思いますが、山本区長のご所見を伺います。 ところで、渋谷区では住民の情報格差の解消を図るために、新年度予算で区内に住む高齢者に対して、スマートフォン約3,000台を無償で貸与する方針と聞いています。通信・通話料は区が負担するほか、スマホの使い方を説明する高齢者向けの講習会も開催するとの記事を新聞で拝見しました。 墨田区でここまで大がかりな事業展開は難しいことと思いますが、デジタルディバイド解消のために、行政がこうした取組を行うことは大きな意義があると思います。現在、墨田区でも町会のICT化推進のために町会会館Wi-Fi環境整備などに補助金を出すことになりました。調べてみますと、電波障害解消のために多くの町会会館では当時のさくらケーブルテレビが既設されているようであり、これを有効に使えば、すぐにでもWi-Fi環境が整備できると思いますが、区として調べてみたことがあるのでしょうか。 現在ではジェイコムが後を引き継いでおりますが、これを利用すれば災害情報や区のお知らせをテレビ映像で見ることができます。加えて、Wi-Fiで最近のユーチューブでの墨田区や山本区長情報発信も共有化できますし、GIGAスクール構想で配布したタブレット上の学習環境も整備ができるのではないかと思います。 現在、町会・自治会振興特別委員会で、町会・自治会の振興策が議論されていますが、こうした町会会館の使い方も振興策の一つと思いますが、区長はどう思われますでしょうか。 課題は、スマホやタブレットの操作が未熟であるということであり、区が主体となってスマホの使い方の講習を行うべきだと考えていますが、ご所見を伺います。 去る1月16日、タウンミーティングが行われました。当初は会場での参加とオンラインでの参加者の数が半分ずつの規模で開催される予定でありましたが、緊急事態宣言を受けてZoomを使ったオンラインでの開催となりました。この会議に対して、区長はどんな感想を持たれたでしょうか。緊急事態宣言下で膝を交えて話すことが制限されていますが、Zoomのような映像配信を使えば、濃密で十分な議論もできます。今回のオンラインによるタウンミーティングは、参加者の多くが肯定的に捉えていただいたと思っていますが、こうしたZoomによる会議を多用するべきです。現在、町会の役員会も開けません。ちょっとした会合も、離れて暮らす家族とも会うことが難しくなってきていますが、スマホやタブレットの機器を使うことで問題の解決が図れますが、残念ながら、多くの方々がその使い方が分からずにいます。今年は成人を祝うつどいもオンラインでの開催となりましたが、ユーチューブでの配信で会場にいるのと変わらぬ臨場感を味わうことができました。 同様に、育成委員会主催健全育成区民大会も、高齢者の福祉大会も会場での参加はかないませんでしたが、DVDを使ってしっかりと内容を拝見することができました。しかも、これはアーカイブとして何年経っても思い出として見ることもできます。 映像配信については、加藤教育長にも伺います。 昨年の小・中学校の卒業式、入学式は親御さんを含めて参加人数の制限を行いました。今年はどうされるお考えなのでしょうか。新型コロナウイルス感染症対策を考えると、小規模開催はやむを得ないと思いますが、昨年同様に、区の予算で映像を残し、子どもたちの生涯の思い出をつくり上げてほしいと考えていますが、教育長のお考えをお示しください。 次に、墨田区のテレワークについて伺います。 ロイターの世論調査によると、世界中の労働者の約5人に1人、特に中東、ラテンアメリカ、アジアの従業員は頻繁に在宅勤務をしており、10%近くが毎日自宅で仕事をしているそうであります。テレワークは社会全体の働き方を改革するための施策の一つとして期待されていますが、墨田区職員のテレワークの実態はどうなっているのでしょうか。 また、判こレスの進捗について伺います。 新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、印鑑をつくという習慣の見直しがされていますが、墨田区における実態はどうなっているのでしょうか。私見ですが、区のレベルにおいては、いまだに捺印の機会が多いように感じますが、実態はどうであるのか、お知らせください。 テレワークにしても捺印の制度にしても、住民に最も身近な行政が変わらないと、社会の変化はもたらせないと思います。できれば、以前と比較してどれぐらいの割合であり、今後どう変えていくのか、教えていただきたく思います。 さて、「日本のいちばん長い日 運命の八月十五日」など、昭和史関連の著作で知られている作家の半藤一利氏が、去る1月12日にお亡くなりになりました。心から哀悼の意を表するものであります。半藤一利氏は東京府東京市向島区に生まれ、実父は運送業と区議会議員を勤められ、近所には幼少期の王貞治氏が住んでおり、顔見知りだったとも言われています。東京府立第七中学校、現墨田川高校に入学、昭和20年3月の東京大空襲では逃げまどい、中川を漂流し、死にかける体験をし、茨城県の県立下妻中学校を経て父親の生家のある新潟県長岡市へ疎開後、県立長岡中学校3年次で終戦を迎え、卒業後、東京へ戻り東京大学へ進学。大学ではボート部で活躍したそうでありますから、恐らくは隅田川でも競技されたのではないかと思います。墨田区にとっては、大きなえにしのある方でもあります。この際、半藤一利氏に墨田区名誉区民の称号を贈るお考えはないでしょうか。 墨田区名誉区民条例の第1条、目的には「この条例は、社会・文化の興隆に功績のあった者に対し、その事績をたたえるとともに、区民の敬愛の対象として顕彰し、もって平和福祉都市づくりに資することを目的とする。」とされています。半藤一利氏の功績は、称号を贈る条件である第2条の「区長は、公共の福祉を増進し、又は学術・技芸等の進展に寄与した者であって、その功績が卓絶し、広く区民の尊敬を受けるとともに、墨田区の名を高めたものに対し、墨田区名誉区民の称号を贈ることができる。」と規定されており、条件にまさに合致するものと考えますが、山本区長のご見解を伺いたく思います。 さて、加藤教育長に伺います。 いよいよGIGAスクール構想に基づくタブレットの配布が行われました。区では、三つの約束、10のルールなど、タブレット端末の使用原則をルール化しておりますが、現在の子どもたち及び保護者の反応について教えてください。 学校にいる間は通信環境に問題がないと思いますが、家庭学習における通信環境の状況について、どういった状況なのかご説明を願います。準要保護の家庭に対しては、区からモバイルルーターの貸与や通信料の支援、使い方に関する問合せの窓口があるようですが、一般の家庭においてはどういった支援を行っていくのでしょうか。 多くの家庭が既にパソコンを持って通信環境が整っているとも聞いていますが、どれぐらいの数値なのでしょうか。中には、通信手段は電話くらいしか使ったことがなく、Wi-Fi設定に不慣れという家庭もあると思います。そうした家庭にはWi-Fi環境整備をどう行うおつもりなのか、現状をお聞かせ願いたく思います。 また、使用上のトラブルに関して、どこが対応に当たるのでしょうか、併せてお聞かせ願います。 また、学校での学習環境においては、電子教科書を使って一つの教室で一つの教科書を提示する学習形態だと思いますが、タブレットの配布によって電子書籍を使うことも可能になると考えますが、教育委員会としては、図書館での電子書籍の導入を図る考えがあるのか。また、配布したタブレット電子書籍を読むことができるのかを伺います。 既に文京区では、図書館で電子書籍と音声の文書を読み上げるオーディオブックオンラインで貸し出していると聞いています。図書館に行かず貸出しを受けられるわけですから、新型コロナウイルス感染症対策にも有効であるとともに、高齢で小さな字の読みづらい方や視覚障害のある方にとっても有益であると考えます。電子書籍は予算面での制約も大きいと聞いていますが、デジタル化の進む現在の大きな流れとしては、電子化の方向に流れていかざるを得ないと思いますが、加藤教育長に、墨田区の電子書籍の整備に関する考え方をお伺いし、質問を終了したいと思います。 ご清聴、誠にありがとうございました。 ◎区長(山本亨) 議長 ○議長(樋口敏郎) 山本区長   〔区長 山本亨登壇〕 ◎区長(山本亨) ただいまの地域連合すみだの絆、田中議員の私へのご質問にお答えします。 第1に、区政情報の戦略的広報活動についてです。 ご案内のとおり、新型コロナウイルス感染症対応をはじめとする各施策を積極的に情報発信したことで、テレビや新聞などで数多く取り上げられています。これは、区民に必要な情報を分かりやすく迅速に発信していることにより、区内外から評価をいただいた結果であると認識しています。このことがシティプロモーション戦略として位置付けている区民の愛着と誇りを育み、区外からの共感や憧れにつながっているものと考えています。 今後も、現行組織の広報広聴担当が中心となり、戦略的広報活動を担うとともに、SNSなど、各課による独自の発信についても積極的に推進していきます。 次に、デジタル社会に向けた新しい課の創設についてです。 ご指摘のとおり、国はデジタル庁、都はデジタル局を来年度創設するとしています。本区では、来年度策定する次期行財政改革実施計画で、デジタル化の推進を柱の一つに位置付けることとしており、国のデジタル・ガバメント実行計画自治体デジタルトランス・フォーメーション推進計画を踏まえ、現行組織を改編し、ポストコロナに向けて、行政のデジタル化を着実に推進していく考えです。 第2に、情報経営イノベーション専門職大学との連携についてです。 来年度はデジタルディバイド対策として、情報経営イノベーション専門職大学と連携し、高齢者向けICT講習会を開催します。 また、「すみだ」のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で、今後は、大学の得意分野である都市データや健康情報の利活用などで協力していきます。 なお、DX戦略課及び戦略的広報活動を担う組織については、先ほどお答えしたとおりです。 第3に、スマホの使い方の講習についてです。 さくらケーブルテレビ当時の設備調査はしていませんが、敷設状況にかかわらず、Wi-Fi環境整備の補助制度を活用していただくことで、今後の町会会館情報環境整備を支援していきます。 次に、町会会館の多様な使い方については、地域の高齢者や子育て世代をはじめ、多くの方が交流・活動できる拠点として活用し、町会・自治会の振興や活性化につなげていくことは重要と考えます。 高齢者等へのスマホの使い方の講習会については、情報経営イノベーション専門職大学等と連携して、スマホやタブレットなどICTに関する高齢者向け講習会等を開催する予定です。 第4に、Zoomを使った会議とユーチューブを利用した情報発信についてです。 タウンミーティングについては、初めてオンラインによる開催となりましたが、今まで参加する機会のなかった方や若い方々を含め、幅広い世代の多くの方に参加いただきました。参加者からは、こんなときだからこそ、コミュニケーションを諦めないという力強いメッセージもいただき、有意義なミーティングとなりました。気軽に参加しやすいというオンラインならではの効果もあったと考え、有効な手段であると認識しています。 今後も、区が主体的にオンラインによる会議や、ユーチューブを利用したイベント等を開催できる環境を整備していきます。 第5に、テレワーク判こレスについてです。 まず、墨田区職員のテレワークの実態についてです。 昨年4月の緊急事態宣言下では、国の要請に基づき、全庁的な在宅勤務を実施しました。具体的には、各職場の業務内容に応じ、非常時優先業務の選定等を行った上で、感染予防のための業務の縮小やローテーション勤務など出勤人数の抑制を図りました。 一方で、保健所や福祉、産業振興の窓口職場等において、新たな業務が増加する職場への人的支援を全庁体制で行ってきました。現在の緊急事態宣言下においては、感染症対策に要する人員確保に配慮し、全庁的な出勤制限ではなく、基礎疾患や妊娠中の職員等を対象とした在宅勤務早出遅出勤務、昼休みの分散取得等を実施しています。 今後は、ウィズコロナの時代に対応した在宅勤務の検討を進め、職員の働き方の改善につなげていきます。 次に、判こレスの進捗についてです。 行政内部の手続において部署間で押印を求めるものについては、全庁的に原則廃止の方向で見直しを行い、現行161件の手続のうち108件について押印を廃止することとし、現在、更なる廃止の検討を行っています。 また、決裁文書については、一昨年、文書管理システムによる電子決定方式を徹底するよう改めて庁内に通知し、電子決定率を従前の約30%から約60%にまで向上させ、押印使用の減少を図りました。今後も一層の向上を目指していきます。 さらに、区民、事業者等における行政手続については、窓口のオンライン化など、手続のデジタル化も視野に入れ、押印の必要性や本人確認の方法、郵送対応、手数料の決済方法等に係る実態調査を行い、現在、取りまとめているところです。 今後は、この分析結果や国や都の動向も参考にして、区としての方針を定め、押印の計画的な廃止と行政手続等利便性向上を推進していきます。 第6に、本区の名誉区民として半藤一利氏を顕彰することについてです。 半藤氏は、昭和5年、現在の墨田区八広の地で生まれ、本年1月12日に90年の生涯を閉じられました。 昭和史ノンフィクション作家の第一人者として各種文学賞を受賞されるなど、その御功績は本区ゆかりの著名人として顕著であると認識しています。 名誉区民制度は、ご案内の条例の目的により、墨田区名誉区民選定委員会に私から諮問し、答申を受けた上で、区議会の同意をいただくことになっています。 なお、この手続を進めるに当たっては、これまでご本人の意向を確認し、尊重してきた経緯があります。 区にゆかりのある偉人については、葛飾北斎の例に見られるような美術館の建設、銅像の建立、すみだ郷土文化資料館での展示、書籍の発行などを通して顕彰してきました。 ご提案の半藤氏に関しましては、ひきふね図書館において、追悼企画展を開催し、著書や経歴などを展示したところです。 以上で、地域連合すみだの絆、田中議員の私へのご質問に対する答弁を終わります。 ◎教育長(加藤裕之) 議長 ○議長(樋口敏郎) 加藤教育長   〔教育長 加藤裕之登壇〕 ◎教育長(加藤裕之) ただいまの地域連合すみだの絆、田中議員の私へのご質問にお答えします。 第1に、卒業式、入学式の映像配信についてです。 まず、卒業式及び入学式の式次第や出席者の範囲等については、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえながら、現在、検討しております。 次に、式典への映像配信についてですが、保護者の式典への出席について、昨年と同様、制限をする場合には、DVDの配布を検討していきます。 第2に、GIGAスクール構想の現状についてです。 まず、タブレット端末の使用ルールに対する、子どもたち及び保護者の反応についてです。 子どもたちには使用ルールを示したマニュアルや、統一した手引書等をしっかり説明し、保護者にはリーフレット等を配布しています。その中で、家庭での使用ルールを決めるようお願いしています。子どもたちや保護者に対しては、大きな混乱はないと把握しています。 次に、家庭学習における通信環境の状況についてです。 学童クラブや図書館など、子どもが利用できる区の公共施設に専用Wi-Fiを設置して通信環境を整備し、また、準要保護世帯でオンライン学習の環境整備が必要となる児童生徒を対象に、モバイルルーターを貸与する準備をしています。 次に、通信環境がない一般家庭への支援については、整備の必要性とともに、整備に際しての必要な情報を提供し、整備をお願いしています。 次に、通信環境が整っている家庭の数値ですが、現在、各学校で持ち帰りのための準備として、家庭の通信状況を改めて確認しているところですが、全児童生徒の9割以上のご家庭で通信環境がある状況です。 また、パソコン等に不慣れな家庭については、通信環境がない一般家庭の支援と同様に、整備の必要性を伝えるとともに、必要な情報提供を行い、整備をお願いしていきます。 使用上のトラブルに関しては、家庭からも問合せができるヘルプデスクを設置して、Wi-Fiの接続等の問合せに対応します。 第3に、区立図書館における電子書籍の導入についてです。 図書館での電子書籍の導入ですが、電子書籍の価格が紙製の書籍の2倍、3倍することや、貸出し回数等の制限もあります。また、電子図書の貸出し等を管理するため、サーバー等の設備増強、閲覧用端末の整備などのハード面や、図書館システムの改修、電子書籍を運用する要員の養成等のソフト面において、相応の経費を要することなどが課題と考えています。電子書籍の導入については、引き続き研究していきます。 また、先般配布しました児童・生徒用のタブレット端末による電子書籍の閲覧については、事前にセキュリティソフトとの整合性を図れば可能となります。 電子書籍の整備に関する考え方ですが、今後、国内外の書籍や資料のデジタル化の進行に合わせて、図書館としても整備を検討していく必要があると認識はしておりますが、予算等の様々な課題があるとも考えております。 以上で、地域連合すみだの絆、田中議員の私へのご質問に対する答弁を終わります。----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 9番、渋田ちしゅう議員 ◆9番(渋田ちしゅう) 議長、9番 ○議長(樋口敏郎) 9番、渋田ちしゅう議員   〔9番 渋田ちしゅう登壇〕(拍手) ◆9番(渋田ちしゅう) 議席番号9番、立憲民主党墨田区議団、渋田ちしゅうでございます。大綱1点を、一括方式で本日、墨田区と同じ紫色の布マスクをつけて一般質問をいたします。 区内の鉄道交通の利便性について3点質問します。 1点目は、東武亀戸線小村井駅西口改札口の新設について2点質問します。 今年4月に千葉大学が開校となり、IU専門職大学と合わせて大学誘致用地では2大学となります。新型コロナウイルス感染症の感染状況も新規陽性者数が減少傾向になり、対面授業の復活に向けて期待が少しばかり見えてきたようにも感じられます。 この質問は、複数大学を誘致するべきと、墨田区議会で初めて質問してきた私としては、一緒に質問をしてきました質問です。前回の質問の答弁から、大学側にも賛同する考えもあります。その後、東武鉄道側に伝えていただいているようですので、①の質問として、その後の経過について、東武鉄道及び両大学側の考えについてお答えください。 小村井駅は明治通り側のみに改札口がありまして、大学に行くには遠回りしなければなりません。押上駅、京成曳舟駅、小村井駅から学生が徒歩等で来ることが想定されます。もし改札口を新設するとなると、負担について協議が行われることになります。改札口の大きさとしては、東あずま・亀戸水神駅改札を少し小さくした感じ、又はかつて地面を走っていた頃の旧京成曳舟駅明治通り側の改札口がイメージされます。 千葉市は先月、JR海浜幕張駅の蘇我方面改札口を新設するに当たり、千葉市とJR東日本千葉支社、地元開発の大手不動産会社を含むまちづくりグループの3者で設置費用を3分の1ずつ負担するとした基本協定書を結びました。このことを例にすれば、東武鉄道と墨田区が2分の1ずつ負担することになります。 ②として、区の政策で大学を誘致したのですから、大学側への歓迎の気持ちを表す形として、東武鉄道側と協議する考えはないでしょうか。まずは小村井駅南側ホーム西側の改札設置費用の交渉を始める考えはないでしょうか。お答えください。①と②の質問についてお答えください。 改札設置費用については、東武鉄道及び京成電鉄に問い合わせましたが、電気系統の設置関連費用など多岐にわたるので、費用の算出が難しいとのことでした。 2点目は、地下鉄8号線延伸について二つ質問します。 先月、都知事が国土交通大臣との会談の中で、地下鉄8号線、有楽町線の延伸について支援を求めました。国交省は有識者委員会において、東京の地下鉄網の在り方の検討を始めるようです。 江東区は昨年秋に、区内3か所において、「みんなで伸ばそう!地下鉄8号線~パネル展2020~」を開催しました。江東区の広報内容は、豊洲から住吉までの区内延伸計画です。途中、東陽町・住吉間で駅を建設する計画もあるようです。昨年、産業都市委員会にて、地下鉄8号線について質問し、住吉駅にて半蔵門線(11号線)に乗り入れるとの答弁でした。 私は6年前の墨田区議選に出馬するに当たり、東京湾へ真っすぐ南へ通じる鉄道網があってもよいと考え、東武亀戸線とJR亀戸からの貨物線を連結してはどうかとの選挙政策を掲げました。亀戸貨物線は、後に地域学セミナーの東京ミズマチについての講演会に参加したときの説明で、かつて東武鉄道系列の時代があったことを知りました。半蔵門線と有楽町線の連結は、この考えを実現できるすばらしい計画です。 足立区は、「あだちの未来図に線を一本描いてみよう」として、地下鉄8号線整備促進(豊洲~足立区葛西用水親水水路~野田市)の実現を目指した取組を行っています。10年前、私は春日部市選出の埼玉県議会議員として、県議会地下鉄8号線延伸議連に参加していました。この当時から延伸計画路線は、豊洲、押上、四ツ木、亀有、埼玉県東部を経由して野田市へのルートです。江東区、足立区のいずれも公表しているルートには、押上・四ツ木ルートが明記されています。一部にはつくばエクスプレス線に乗り入れるプランもあるようです。 墨田区は現在、東京スカイツリー・曳舟間の高架化に着手しています。さらには、鐘ケ淵付近の高架化を要望している状況で、押上・四ツ木間の計画は広域的見地では理解できますが、今の墨田区の現状では厳しいのではないでしょうか。押上以北におけるルートにおいて、新しい地下工事には莫大な費用が掛かります。私は現在、墨田区民を代弁する墨田区議です。墨田区は8号線延伸を推進する立場で協議会に参加している区です。江東区、足立区の計画が先行している状況の中において、区として地下鉄8号線に対する考えを示しておくべきです。 ①区の考えについてお答えください。 ②また、毎年協議会負担金50万円を予算計上していますので、協議会の中において、区の考えを伝えるべきとの件についてもお答えください。 ①と②の二つの問いについてお答えください。 3点目は、JR羽田空港線の延伸について質問します。 先月20日、国土交通省はJR東日本の羽田空港アクセス線の第一種鉄道事業を許可しました。このルートは3ルートがあり、現在、休止線となっている東海道貨物線、大汐線を整備、活用し、大汐短路線を建設した上、上野東京ライン、宇都宮線、高崎線、常磐線に直通します。田町・羽田空港間は12.4キロメートルで東山手ルートです。次に、東品川短路線を建設して、りんかい線、埼京線、中央線特急「あずさ」「かいじ」に乗り入れる西山手ルート。品川埠頭分岐部信号場でりんかい線に合流して、京葉線に乗り入れる臨海部ルートの三つです。 東山手ルートは、2029年度開業を目指しています。昨年の報道では、総工費約3,800億円を見込んでいるようです。 墨田区から羽田空港へ乗換えなしで行くには、都営浅草線で京浜急行線直行電車しかありません。京急線もかなり便利ですが、京急蒲田から経由して羽田空港に行く分、距離は長くなります。 そこで、東山手ルートの一部を総武快速線に乗り入れることができれば、錦糸町から羽田空港へ乗換えなしで行くことができますので、新日本橋、馬喰町を停車することを考え、錦糸町の次に総武快速線停車駅の新小岩も考慮して、ここは一番恩恵が想定されます千葉県側各総武線沿線の各市に協力する形で、中央区、葛飾区と一緒にJR東日本へ要望してはどうでしょうか。 新型コロナウイルスの影響で都心から都外への転出が続いています。交通の利便性を上げることは、新型コロナウイルス感染が収まった後に、再び転入を促すよい材料になると同時に、経済活動の復活にもつながります。 今回、鉄道事業許可をした国土交通省鉄道局都市鉄道政策課に問い合わせたところ、総武快速線について、JR東日本からは何も聞いていないとのことです。直行が実現すれば、錦糸町から羽田空港への電車時間がかなり短縮できます。北部の区民は京急線、南部の区民はJRを利用できます。東の副都心と言われている錦糸町への民間企業進出にもつながります。 この質問の趣旨は、都心と千葉方面をつないでいる鉄道の主たる幹線鉄道は東武線なのか、京葉線なのか、京葉線だけでいいのかという観点で、この地域の住民と羽田空港へのアクセスを考えた質問です。お答えください。 以上で質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手) ◎区長(山本亨) 議長 ○議長(樋口敏郎) 山本区長   〔区長 山本亨登壇〕 ◎区長(山本亨) ただいまの立憲民主党墨田区議団、渋田議員の区内の鉄道交通の利便性の向上に関するご質問にお答えします。 まず、東武亀戸線小村井駅西口改札口の新設についてです。 感染症の影響が長期化する中で、昨年開学した情報経営イノベーション専門職大学オンライン授業が中心となっており、一般客の駅利用者も減っていることから、現時点で駅改札の新設について協議する状況にはないと考えます。 今後も、感染症の影響が不透明であり、新しい日常による生活様式の変化も見られるため、引き続き、状況を注視していく必要があると考えられ、東武鉄道や両大学においても同様の考えを持っているものと認識しています。 したがって、東武鉄道側と改札設置費用の交渉を始める状況ではないと考えます。今後、改札口の設置については、千葉大学墨田サテライトキャンパス開設後の状況等を踏まえ、適宜協議をしていきます。 次に、地下鉄8号線の延伸についてです。 地下鉄8・11号線促進連絡協議会は、昭和61年に葛飾区、江東区、墨田区、松戸市の3区1市で発足しましたが、その後、東京都、千葉県が加わり、地下鉄延伸の早期実現に向けて活動をしてきました。 その結果、平成15年に11号線が押上まで延伸され、8号線については、平成28年に豊洲・住吉間が国の交通政策審議会答申において、国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクトとして位置付けられるなど、着実に成果が出ているところです。 協議会の取組として、まずは豊洲・住吉間の早期実現に向けた検討を進めており、私も都知事へ直接要望を行っています。 また、ご指摘の押上以北への延伸についても、区民の利便性の向上につながることから、本区も地下鉄8・11号線促進連絡協議会の一員として、その実現に向け、引き続き取り組んでいきます。 次に、JR羽田空港線の延伸についてです。 羽田空港アクセス線事業に伴って、東山手ルートを経由し、総武快速線への乗入れを要望すべきとのご提案ですが、既存の交通ネットワークへの影響も懸念され、慎重に見極める必要があることから、現時点において、区が要望する考えはありません。しかしながら、アクセス性の向上はにぎわい創出につながることから、沿線自治体及びJR東日本の動向を注視していきます。 以上で、立憲民主党墨田区議団、渋田議員のご質問に対する答弁を終わります。
    ○議長(樋口敏郎) 以上で、一般質問は終了いたしました。----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 議事の都合により、暫時休憩いたします。     午後1時49分休憩-----------------------------------     午後2時5分再開 ○議長(樋口敏郎) 休憩前に引き続き、会議を開きます。----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) これより本日の日程に入ります。 日程第1を議題に供します。   〔事務局長朗読〕 日程第1 委員会提出議案第1号 墨田区議会委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(樋口敏郎) 本案に関し、加藤議会改革特別委員長の説明を求めます。 ◆15番(加藤拓) 議長、15番 ○議長(樋口敏郎) 15番、加藤拓議員   〔15番 加藤拓登壇〕 ◆15番(加藤拓) ただいま議題に供されました委員会提出議案第1号・墨田区議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、議会改革特別委員会を代表してご説明申し上げます。 本委員会では、墨田区議会基本条例の運用に係る検討課題の一つとして、オンライン会議の調査・検討を進めてまいりました。この結果、2月9日に開会した本委員会におきまして、条例案を取りまとめ、これを委員会提出議案として提出することを決定いたしました。そして、同日に私、議会改革特別委員長から議長に提出したものでございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止の観点から、オンラインを活用した委員会を開会することができるように、委員会の開会方法の特例等を規定するものでございます。 それでは、主な内容についてご説明いたします。 2点ございます。 第1点目は、新たに委員会の開会方法の特例の規定を設けております。これは、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止の観点から、委員長が委員会を開会する場所に委員を招集することが困難であると認めるときは、オンラインを活用して委員会を開会することができるようにするほか、委員がオンラインにより委員会に出席しようとするときは、あらかじめ委員長の許可を得なければならないなど、所要の規定を定めるものです。 第2点目は、秘密会の規定に「オンラインを活用して開会する委員会については、この限りでない」とするただし書を加えております。これはオンラインを活用した場合には、秘密会とすることができないこととするものです。 改正条例の施行日は公布の日としております。 皆様方のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。 ○議長(樋口敏郎) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 ご質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご発言はないようですから、以上で質疑を終わります。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。 これより採決を行います。 本案は、原案どおり決定することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご異議ないものと認めます。 よって、本案は原案どおり決定いたしました。----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 日程第2から日程第8までを一括して議題に供します。   〔事務局長朗読〕 日程第2 議案第80号 墨田区手数料条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第81号 すみだボランティアセンター条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第82号 墨田区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第83号 墨田区介護保険条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第84号 墨田区組織条例の一部を改正する条例 日程第7 議案第85号 墨田区公共施設整備基金条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第86号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(樋口敏郎) 本案に関し、執行機関の説明を求めます。 ◎副区長(高野祐次) 議長 ○議長(樋口敏郎) 高野副区長   〔副区長 高野祐次登壇〕 ◎副区長(高野祐次) ただいま議題に供されました議案第80号から議案第86号までの各議案につきまして、順次ご説明申し上げます。 まず、議案第80号・墨田区手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律の制定等に伴い、保健衛生・環境関係手数料の新設等をするものでございます。 それでは、主な内容についてご説明申し上げます。主な内容は3点でございます。 第1点目は、農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律の制定により、農林水産物又は食品の輸出に必要な輸出証明書の発行及び適合施設の認定に係る制度が明確化されたことに伴い、当該発行及び認定に係る手数料を新設するものでございます。 第2点目は、食品衛生法及び同法施行令の一部改正により、営業許可制度が見直されることに伴い、営業許可に関わる規定を改めるものでございます。 第3点目は、医薬品、医薬機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律及び同法施行令の一部改正により、引用条文に移動があることに伴い、所要の規定整備をするものでございます。 改正条例の施行日は、農林水産物又は食品の輸出に必要な輸出証明書の発行及び適合施設の認定に係る手数料を新設については本年4月1日、営業許可に係る規定の改正については同年6月1日、引用条文の移動に伴う規定整備については同年8月1日としております。 次に、議案第81号・すみだボランティアセンター条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、すみだボランティアセンターについて、指定管理者による管理から区による管理とすることに伴い、所要の改正をするものでございます。 改正条例の施行日は本年4月1日としております。 次に、議案第82号・墨田区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、精神障害者の福祉の一層の向上を図るため、心身障害者福祉手当の支給対象に精神障害者保健福祉手帳1級の者を加えるほか、所要の規定整備をするものでございます。 改正条例の施行日は本年10月1日としておりますが、規定整備に係る部分については公布の日としております。 次に、議案第83号・墨田区介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、第1号被保険者に係る令和3年度から令和5年度までの保険料率を定めるほか、所要の改正をするものでございます。 それでは、主な内容についてご説明申し上げます。主な内容は5点でございます。 第1点目は、第8期介護保険事業計画の策定に伴う保険料率の改定でございます。 これは、第1号被保険者に係る令和3年度から令和5年度までの保険料率について、被保険者の合計所得金額に基づき、各段階の保険料率を3万8,340円から26万712円までの額に改めるものでございます。 第2点目は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、第1号被保険者の介護保険料の段階を判定する基準として用いる合計所得金額から控除する特別控除額に租税特別措置法に規定する低未利用土地の長期譲渡所得に関する特別控除額を加えるものでございます。 第3点目は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、第1号被保険者についての介護保険料に係る合計所得金額の算定方法を、合計所得金額に給与所得又は公的年金等に係る所得が含まれている場合には、当該所得の合計額から10万円を控除する旨の規定を整備するものでございます。 第4点目は、所得段階が第1段階から第3段階までの第1号被保険者について、介護保険料の軽減賦課に係る保険料率を2万3,004円から5万3,676円までの額に改めるものでございます。 第5点目は、介護保険料に係る延滞金の端数等の取扱いについて、所要の規定整備をするものでございます。 改正条例の施行日は本年4月1日としておりますが、保険料率の改定に係る改正規定につきましては、令和3年度分の保険料から適用することとしております。 次に、議案第84号・墨田区組織条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、財産の取得、管理、処分等と公共施設等のマネジメントを一体的に管理し、効果的な政策立案及び財政運営等を行うため、区長部局の組織の事務分掌を改めるものでございます。 改正条例の施行日は本年4月1日としております。 次に、議案第85号・墨田区公共施設整備基金条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、公共施設等のマネジメントを円滑に推進する観点から、公用又は公共用に供する施設の建設等に必要な資金を計画的に確保し、当該資金を機動的に活用することができるよう、題名を改めるとともに、所要の改正をするものでございます。 改正条例の施行日は本年4月1日としております。 次に、議案第86号・職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の廃止に伴い、所要の規定整備をするものでございます。 改正条例の施行日は公布の日としております。 以上で、各議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(樋口敏郎) なお、本案中、議案第86号・職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、特別区人事委員会の意見を聴取しておりますので、事務局次長から朗読いたします。   〔事務局次長朗読〕-----------------------------------                        02特人委給第655号                        令和3年2月17日 墨田区議会議長 樋口敏郎様                   特別区人事委員会委員長 中山弘子     「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答) 令和3年2月15日付2墨議第770号により意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。                 記 議案第86号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 ご質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご発言はないようですから、以上で質疑を終わります。 本案は、いずれもお手元に配布いたしました議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。----------------------------------- 令和2年度墨田区議会定例会2月議会議案付託事項表                      〔巻末議案付託事項表参照〕----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 日程第9から日程第11までを一括して議題に供します。   〔事務局長朗読〕 日程第9 議案第73号 令和2年度墨田区一般会計補正予算 日程第10 議案第74号 令和2年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算 日程第11 議案第75号 令和2年度墨田区介護保険特別会計補正予算 ○議長(樋口敏郎) 本案に関し、執行機関の説明を求めます。 ◎副区長(高野祐次) 議長 ○議長(樋口敏郎) 高野副区長   〔副区長 高野祐次登壇〕 ◎副区長(高野祐次) ただいま議題に供されました議案第73号から第75号までの3議案につきまして、順次ご説明申し上げます。 まず、議案第73号・令和2年度墨田区一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出全般にわたり、所要の調整を行うものでございます。 補正額は16億7,688万8,000円の減額でございまして、補正前の額と合わせますと、予算の総額は1,602億9,870万9,000円となります。 補正をする主な内容は、まず、歳出では職員退職手当に3億9,410万円、資料取得費として、すみだ北斎美術館管理運営費に840万円、旧墨田福祉作業所跡地の公私連携型保育所整備に係る負担金の増額に伴い、私立保育所等整備助成事業費に4,950万円、予防接種費に7,820万円、感染症法に基づく医療費の公費負担増に伴い、新型コロナウイルス感染症対策事業費に1,200万円、区内循環バスの運行経費補助金の増額に伴い、観光まちづくりの推進事業費に4,000万円を、それぞれ追加計上しております。 また、新型コロナウイルス感染症拡大を踏まえた、各指定管理施設における指定管理事業の見直しに伴う指定管理料の増に伴い、地域集会所やトリフォニーホール、総合体育館などの区民、文化及びスポーツ施設管理運営委託経費に2億8,754万4,000円、いきいきプラザやはなみずきホームなどの高齢者福祉施設管理運営委託経費に2,962万円、産業会館管理運営委託経費に3,146万円を、それぞれ追加計上しております。 さらに、新規積立金として財政調整基金に12億9,908万6,000円、公共施設整備基金に6億3,300万円、水と緑のまちづくり基金に3億9,683万7,000円を積み立てるほか、各事業の執行実績に鑑みた不用見込額を減額計上しております。 次に、歳入では、特別区税のうち特別区民税について、納税義務者数の増などに伴い、6億円を追加計上するとともに、特別区交付金をはじめとした各種交付金や国庫支出金及び都支出金など、収入の見込みがつきましたものについて、所要の調整を行うものでございます。 なお、都支出金には東京都新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金10億6,259万3,000円を計上しております。 次に、繰越明許費補正といたしまして、住民基本台帳ネットワークシステム運営事業、子育て世帯応援事業、鐘ケ淵周辺地区防災都市づくり推進事業、地域地区見直し事業につきまして、地方自治法第213条第1項の規定により、その経費の一部を翌年度に繰り越して使用することができる経費としております。 次に、特別区債補正といたしまして、事業の進捗状況等によりまして、住宅市街地総合整備事業及び学校施設建設等事業の限度額を変更しております。 次に、議案第74号・令和2年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 補正額は1,500万円の減額でございまして、補正前の額と合わせますと、予算の総額は272億1,371万8,000円となります。補正をする内容は、まず歳出では、新型コロナウイルス感染症に感染した国民健康保険被保険者等に対する傷病手当金につきまして、実績に基づき所要の調整を行うとともに、歳入ではそれに対応する都支出金の減額を行うほか、新型コロナウイルス感染症に係る国民健康保険料特例減免実施に伴い、国民健康保険料を減額するとともに、国庫支出金及び都支出金で同額の交付を見込むものでございます。 次に、議案第75号・令和2年度墨田区介護保険特別会計補正予算につきましてご説明申し上げます。 本案は、歳入予算の財源更正でございます。新型コロナウイルス感染症に係る第1号被保険者保険料減免実施に伴い、介護保険料を減額するとともに、国庫支出金で同額の交付を見込む歳入予算補正をお願いしております。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(樋口敏郎) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 ご質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご発言はないようですから、以上で質疑を終わります。 本案は、いずれもお手元に配布いたしました議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。----------------------------------- 令和2年度墨田区議会定例会2月議会議案付託事項表                      〔巻末議案付託事項表参照〕----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 日程第12から日程第15までを一括して議題に供します。   〔事務局長朗読〕 日程第12 議案第76号 令和3年度墨田区一般会計予算 日程第13 議案第77号 令和3年度墨田区国民健康保険特別会計予算 日程第14 議案第78号 令和3年度墨田区介護保険特別会計予算 日程第15 議案第79号 令和3年度墨田区後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(樋口敏郎) 本案に関し、執行機関の説明を求めます。 ◎副区長(高野祐次) 議長 ○議長(樋口敏郎) 高野副区長   〔副区長 高野祐次登壇〕 ◎副区長(高野祐次) ただいま議題に供されました議案第76号から第79号までの4議案につきましてご説明申し上げます。 まず、議案第76号・令和3年度墨田区一般会計予算につきましてご説明申し上げます。 今回提案をしております一般会計歳入歳出予算の総額は1,193億4,800万円でございまして、前年度に比べ54億1,100万円、4.3%の減となっております。予算編成の基本的な考え方につきましては、本定例議会の冒頭に、区長から施政方針説明の中で申し上げておりますので、ここでは具体的な内容につきまして、歳出から順次ご説明申し上げます。 まず、議会費では6億5,564万円1,000円を、また、総務費では89億9,527万3,000円を計上しており、主な内容は、庁舎リニューアルプラン推進経費や公共施設マネジメント推進費、大学のあるまちづくり推進経費等のほか、不燃化・耐震化促進経費や防災情報システムの運用経費をはじめとする各種防災対策に要する経費などでございます。 次に、区民生活費では73億6,599万4,000円を計上しており、主な内容は、個人番号カード交付経費や町会・自治会活動推進事業費のほか、空き家対策経費などの安全・安心まちづくり推進事業費、各種区民施設・スポーツ施設の管理運営費、文化芸術プロジェクト経費、すみだ北斎美術館や曳舟文化センターの管理運営費、オリンピック・パラリンピック開催関連事業費などでございます。 次に、資源環境費では42億5,240万7,000円を計上しており、主な内容は、環境保全対策や緑化推進に要する経費やリサイクルの普及・啓発経費、資源回収事業費など清掃事業の実施経費などでございます。 民生費では、680億8,224万1,000円を計上しており、主な内容は、私立保育園等整備助成や学童クラブの新設をはじめとする保育園・学童クラブの待機児童解消推進経費や、子育てひろばの管理運営費、高齢者や障害者等に対する支援経費、特別養護老人ホーム等の施設の管理運営費、各種扶助費などでございます。 衛生費では46億6,683万5,000円を計上しており、主な内容は、新保健施設等複合施設建設費や新型コロナウイルス感染症対策及び予防接種費などの感染症予防費、総合的ながん対策事業費や受動喫煙防止対策事業費などの健康づくり推進費、がん検診費などの各種区民健康診査費のほか、周産期母子サポート体制推進事業費をはじめとした母子保健に係る経費などでございます。 次に、産業観光費では19億3,668万5,000円を計上しており、主な内容は、地域力を育む商業空間づくり推進事業費をはじめとする各種商業振興施策に要する経費や、ビジネスサポートセンター運営経費や創業支援事業費、ものづくりスタートアップ連携促進事業費や地域ブランド戦略の推進経費などの産業活性化の支援経費、さらには、まち歩き観光促進事業費や観光案内所等の運営経費などの観光事業推進経費や観光地域づくり法人(DMO)への支援経費などでございます。 土木費では99億3,120万3,000円を計上しており、主な内容は橋梁長寿命化事業費や公園等新設・再整備事業費、放置自転車対策費、木密地域不燃化プロジェクト推進事業費、京島・鐘ケ淵周辺地区のまちづくり事業費、東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)立体化事業費、さらには子育て世帯等定住促進事業費をはじめとした住宅施策に要する経費などでございます。 次に、教育費は104億567万7,000円を計上しており、主な内容は、学力向上「新すみだプラン」推進事業費や国際理解教育やオリンピック・パラリンピック教育の推進事業費、都道拡幅に伴う曳舟小学校プール棟の再整備経費やGIGAスクール構想の推進経費などの学校ネットワークシステム運用経費、給食室の冷房化の経費を含めた学校給食用経費、地域教育支援に係る経費、図書館管理運営費などでございます。 諸支出金では28億5,604万4,000円を計上しており、特別区債の元金利子償還金などでございます。 また、予備費につきましては、2億円を計上しております。 以上で歳出を終わりまして、これに引き充てます財源につきましてご説明申し上げます。 まず、特別区税につきましては、251億4,800万円を、また、地方譲与税3億5,000万円、利子割交付金6,500万円、配当割交付金3億3,800万円、株式等譲渡所得割交付金3億4,000万円、地方消費税交付金61億9,300万円、環境性能割交付金7,000万円、地方特例交付金2億3,000万円をそれぞれ計上しております。 また、特別区交付金につきましては、都区財政調整の財源見通しを踏まえ、普通交付金363億4,500万円、特別交付金18億円を計上しております。 交通安全対策特別交付金は2,300万円、分担金及び負担金16億5,781万2,000円、使用料及び手数料については22億4,911万円を計上しております。 次に、国庫支出金につきましては250億5,607万5,000円、都支出金は98億1,981万3,000円となっているほか、財産収入2億8,007万4,000円、寄付金4億1,858万6,000円、繰越金15億円、諸収入16億3,664万円、繰入金36億239万円、特別区債22億2,550万円を計上しております。 このほか債務負担行為といたしまして、公共施設マネジメント推進事業ほか9事業につきまして、所要の期間、限度額を定めますとともに、特別区債につきましては、社会福祉施設整備事業ほか6事業につきまして、限度額22億2,550万円を定めております。 また、一時借入金の借入れの最高額は100億円と定めております。 次に、議案第77号・令和3年度墨田区国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は257億9,100万円でございまして、対前年度比4億7,800万円、1.8%の減となっております。 歳出から順次ご説明申し上げます。 まず、総務費には保険料の賦課徴収事務などに要する経費として6億1,218万5,000円を計上しております。 次に、保険給付費に166億9,222万6,000円を計上しております。 また、国民健康保険事業費納付金に79億8,980万円、保健事業費に2億5,647万9,000円、諸支出金4,030万6,000円、その他予備費などで2億4,000万円を計上しております。 これに引き充てます財源といたしましては、国民健康保険料58億7,703万1,000円、都支出金168億361万円、一般会計からの繰入金30億8,092万6,000円、その他国庫支出金や諸収入などで2,943万3,000円を計上しております。 続きまして、議案第78号・令和3年度墨田区介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は220億5,300万円で、対前年度比18億300万円、7.6%の減となっております。 歳出から順次ご説明申し上げます。 まず、総務費には介護保険事業運営協議会等の運営費、システム運用経費、介護保険趣旨普及費、介護認定審査などに要する経費として、6億3,204万9,000円を計上しております。保険給付費に201億1,319万3,000円、地域支援事業費に介護予防・生活支援サービス事業経費など12億4,660万1,000円、諸支出金1,115万6,000円、その他予備費などで5,000万1,000円を計上いたしております。 これに引き充てます財源といたしましては、介護保険料45億1,627万8,000円、国庫支出金49億8,438万2,000円、社会保険診療報酬支払基金からの交付金56億4,693万3,000円、都支出金30億8,050万4,000円、財産収入55万2,000円、一般会計及び介護給付費準備基金からの繰入金38億1,328万4,000円、その他繰越金などで1,106万7,000円を計上しております。 最後に、議案第79号・令和3年度墨田区後期高齢者医療特別会計予算でございます。 歳入歳出予算の総額は59億7,500万円で、対前年度比1,800万円、0.3%の増となっております。 歳出から順次ご説明申し上げます。 まず、総務費には保険料徴収事務などに要する経費として1億4,489万2,000円を計上しております。 次に、広域連合納付金に54億5,943万2,000円を、葬祭費に1億1,092万1,000円、保健事業費には健康診査や歯科健康診査、保健事業と介護予防の一体的な実施に要する経費として1億9,965万3,000円、諸支出金1,010万2,000円、予備費5,000万円を計上しております。 これに引き充てます財源といたしましては、後期高齢者医療保険料26億1,067万4,000円、一般会計からの繰入金31億4,879万2,000円、その他諸収入などで2億1,553万4,000円を計上しております。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(樋口敏郎) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 ご質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご発言はないようですから、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題に供されております議案第76号から議案第79号までの各会計予算審査に関しましては、16人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご異議ないものと認めます。 よって、本案は、いずれも予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員に関しましては、委員会条例第5条第1項の規定に基づき、議長からあらかじめお手元に配布した予算特別委員会委員名簿のとおり選任いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(樋口敏郎) ご異議ないものと認めます。 よって、本件は、お手元の予算特別委員会委員名簿のとおり選任することに決定いたしました。 なお、ただいま設置されました予算特別委員会の委員の方々に申し上げます。 本日、この本会議終了後、正副委員長の互選を行うため、第二委員会室において委員会を開会いたしますから、そのようにご承知願います。----------------------------------- 予算特別委員会委員名簿             〔巻末委員名簿参照〕----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 次に、陳情3件の委員会付託について申し上げます。 本件は、いずれもお手元に配布いたしました陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。----------------------------------- 令和2年度墨田区議会定例会2月議会陳情付託事項表                      〔巻末陳情付託事項表参照〕----------------------------------- ○議長(樋口敏郎) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 委員会審査のため、明日から休会いたします。 本会議は、来る3月30日午後1時から開会いたします。 本日は、これをもって散会いたします。     午後2時38分散会                           議長  樋口敏郎                           議員  堀 よしあき                           議員  おおこし勝広...